
新しいプリンター(SC-PX1V)を購入しました!
今まで使っていたのはCANON TS8330です。
特に不満はなかったんですが、互換インクを使用していたせいで色が退色したり、しばらくほったらかしたせいでノズルが詰まって洗うハメになったりで、プリンター新しくしようとずっと考えていました。
一度、プリンターを買い替えようと思ってしまうと、すべての作業が「まぁプリンター買ったらやろう」と後回しになってしまい、気がつけば一年……。時の流れ早いですよね。この調子では一生後回しになってしまうと思い切って買いました。
そして、どうせ買うなら、ミニチュアの印刷に強い高スペックプリンターが良い!とChatGPTと相談しながら選定しました。
ChatGPTには「2mmくらいの文字を読めるように印刷できるやつ」と希望を伝えています。
結果、SC-PX1Vを一押しされました。
・最小インク滴サイズ1.5pl(ピコリットル)
・高解像度(5760×1440dpi)
・顔料インクの方がにじみにくい、耐水性耐光性が高い
・10色インクで繊細な色が印刷できる
プリンター本体が8万円超、インクが10色2.2万円という高価なおもちゃです。
そして大きく重い(515x185x368 mm、12.6kg)
ChatGPTは3万円くらいのでも十分だよといいつつ、2mm以下をどうしても印刷したいならSC-PX1Vだよ!という感じでした。
この先を目指すと業務用っぽいです。
そして…
結論ですが、たぶん3万くらいのプリンターで十分です!
大事なのはデータ!!!(と、純正インク)
私は、ちょっと甘い考えでいたんです。
高いプリンターにすれば、精度上がるんじゃね?って。
そんな簡単な話じゃなかった。
こちらがAffinity Designer2を練習しつつ作ったデータ。

実際の印刷(紙はコクヨのセミ光沢紙)

これは間違いなく、私のデータが悪い。
あんなに綺麗な写真を印刷できるプリンターの能力が、この程度の訳が無い!
小さな字の印刷テスト

1mm以下も印刷できますね…!!
ちなみに、こちらはターリンの箱買い缶チューハイのシール。

0.5mmの文字も読める…性能がすごい…。
まぁここまで出来なくても、少しは近づきたいところ。
私は絵を描けない人間なので、お絵かきソフト系の知識が皆無です。
いつか欲しくなるだろうとAffinity Designer2(Adobe Illustratorのお安い版)を買っておいたんですが、一からの学習っておっくうですよね。
しかし今回は、背後に8万円もしたプリンターがいます。
もう、私は動かなければならないのです。
けれど、ミニチュアの印刷データづくりの記事が全然ない。
マイナージャンルすぎる。誰か教えてくれ。
そんなときのChatGPTです。
どこまであっているか分からないけれど、少なくとも私より知識はある。
・できるだけSVGデータでつくる。文字は特に。
・JPEGやPNGを使うときは元データの解像度が高くないといけない。
・フォントは字が欠けにくい細い線が少ないものを選ぶ
・黒を使うときはK100%がよい
このあたりのことを言っていました。
SVGデータ便利ですね。
大きさを変えても劣化しないなんて優秀すぎる。
さらにGeminiが大変に便利で、プリングルズのパロディを猫のキャラで作りたいと頼んだだけで

この出来です。(マグロ味くらいは指示したかも)
天才か?
ChatGPTは、ChatGPT風の絵ばかり出力してきますが、Geminiはお菓子のパッケージっぽいのが出せます!すごい!
その後の改良指示がなかなか通らず苦労しましたが、なんとかそれっぽくなりました。

印刷後の写真です。ついでにフォントサイズチェック足しました。
右上商品名のニャンコチップスが1.3ptです。
もうちょっと実物綺麗なんですよ…写真の腕も欲しい……。
同じデータをTS8330でも印刷しましたが、肉眼ではほぼ似たレベルです。
SC-PX1Vの方が、文字が気持ちパキっとしているかなと言う程度。
色の表現は、SC-PX1VはPC画面通りの色で印刷されます。そこは違うかな?
SVGデータをなんとなく扱えるようになって、やれることが増えたので大変楽しいです。
作りたいものはたくさんある!